アメリカ大統領選挙費用との、嘘のような単純な比較
11月 05, 2016 19:42 Asia/Tokyo
アメリカ大統領選の選挙費用は、同国の1年5ヶ月間分の麻薬中毒対策予算を上回ります。
アメリカの国立麻薬管理局の統計によれば、2013年、アメリカの総人口およそ3億2500万人のうち、9・4%に当たる12歳以上の2460万人が麻薬を摂取しているということです。また、総人口の6.6%を占める、12歳以上の1730万人が何らかの形でアルコール中毒に陥っています。
2013年のこの統計によれば、さらに、アメリカの総人口の8・6%に当たる少なくとも2270万人が麻薬やアルコールの依存症から解放されるための治療を必要としていました。
この統計は、日々加速しているアメリカ人の12歳未満の青少年の間の麻薬服用率を含んでいません。
アメリカ連邦政府や州方政府は、2016年、同国での麻薬乱用対策のために、総額14億9600万ドルを当てています。
こうした中、先月19日までにおけるアメリカ大統領選挙の共和党や民主党の候補による選挙活動の費用は、21億ドルで、この金額は、アメリカ政府が麻薬やアルコール乱用対策のために費やす17ヶ月分予算に等しいものです。