アメリカ緑の党大統領候補、「アメリカには新たな選挙制度が必要」
11月 09, 2016 15:52 Asia/Tokyo
アメリカ大統領選の緑の党の大統領候補ジル・スタイン氏が、「アメリカは悪い候補と、より悪い候補のどちらかを選ばざるを得ないような状況にならないよう、新たな選挙制度を推進すべきだ」と語りました。
プレスTVによりますと、スタイン氏はアメリカのメディアのインタビューで、民主党と共和党の大統領候補を、「危険で受け入れがたい」としました。
スタイン氏はまた、「トランプ氏が大統領に当選することが危険な理由は認識しているが、クリントン氏が大統領に当選することで、安定が伴うと思い込んではならない」と述べました。
さらに、それぞれの候補者は違った形で危険で、受け入れがたく、このため、少人数の権力を持つ組織に奉仕する政治体制は排除されるべきだとしました。
スタイン氏は、緑の党やリバタリアン党など、アメリカの第3政党は深刻な危機に直面しており、選挙討論の多くからもはずされているとしました。
多くの世論調査の結果、2016年の大統領選における共和党と民主党の候補は、これまでの選挙の中で、最も嫌悪されている候補だいうことです。
ニューヨークタイムズとCBSニュースの世論調査によりますと、多くの有権者がトランプ氏は大統領としての資格が欠けており、一方でクリントン氏は信用できないとしています。
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