中国が、アメリカによる韓国へのF22型戦闘機配備の決定に反発
2月 17, 2016 19:50 Asia/Tokyo
中国外務省が、韓国へのF22型戦闘機の配備というアメリカの決定に反応を示しました。
イルナー通信によりますと、中国外務省の洪磊報道官は、韓国に4機のF22型戦闘機を配備するというアメリカの決定について、朝鮮半島の状況は複雑化、緊迫しているとして、地域の平和と安全を脅かす行動を差し控えるよう、アメリカに警告しました。
同報道官はまたアメリカ政府に対し、複雑化している地域情勢の緊張緩和に集中するよう求めています。
韓国の国防関係者は16日火曜、アメリカのステルス性戦闘機F22が韓国に配備されることを明らかにしました。
アメリカによる今回の決定は、朝鮮半島地域における北朝鮮の脅威に対抗する目的で行われたものです。
F22型戦闘機は、核ミサイルや核爆弾の搭載能力を有しており、飛行距離は2177キロにも及びます。
この種の戦闘機は現在、沖縄に配備されており、2時間以内に韓国への到達が可能です。
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