コロンビアで政府と革命軍が和平合意

コロンビアの大統領と反政府ゲリラ組織・FARC（コロンビア革命軍）の最高司令官が和平合意に署名しました。

IRIB通信がコロンビアの首都ボゴタから伝えたところによりますと、コロンビアのサントス大統領とFARCのロンドニョ最高司令官は、24日木曜、新たに修正が加えられた和平合意に署名しました。

この報告によりますと、この新たな合意は、52年に及ぶ内戦の終結を目指し、およそ1ヶ月前にまとめられた和平合意案に修正を加えたものです。

1ヶ月前の和平合意案は、10月2日に国民投票が行われ、否決されていました。

この報告によりますと、この新たな合意でも、大量殺戮や誘拐などの戦争犯罪を行ったFARCの幹部に対する処罰について言及されていないため、コロンビアの多くの国民がそれに反発しているということです。