アメリカ国防長官、「わが国の戦略はアジア太平洋地域での国益の維持」

アメリカのカーター国防長官が、「アメリカは、アジア太平洋地域における自国の戦略的な利益の維持のために努力している」と語りました。

ロイター通信によりますと、カーター国防長官は７日水曜、訪問先の日本で、「アジア太平洋地域におけるアメリカの利益は戦略的、かつ恒久的なものであり、日米安全保障協力も、この方針に沿ったものと見なされる」と述べています。

カーター長官は、特に日本を初めとする外国で生じた、トランプ氏の大統領選出に対する懸念を緩和するため、日本を訪問しています。

トランプ氏は、選挙戦で、「アメリカの同盟国は、自国におけるアメリカ軍の駐留にかかる費用を負担すべきである。そうでない場合、アメリカ軍はこれらの国から撤退するだろう」と表明していました。