12月 10, 2016 17:33 Asia/Tokyo
  • 米大統領が、大統領選の健全性の調査実施を指示

アメリカのオバマ大統領が、同国の情報機関に対し、先月の大統領選挙における外国の因子の干渉や、外部からのサイバー攻撃の可能性について報告を提出するよう指示しました。

イルナー通信によりますと、アメリカのモナコ大統領補佐官は9日金曜、このことを発表するとともに、「各情報機関は、オバマ大統領の任期満了前に、先の大統領選挙に関する報告書を提出するべきだ」と語っています。

アメリカ政府は今年10月、ロシアがアメリカの世論を操作する目的で同国の民主党に対するサイバー攻撃の準備を整えていた、との疑いを提示ました。

さらに最近では、アメリカ緑の党から立候補していたジル・スタイン氏の要請により、ウィスコンシン州とミシガン州で投票の再集計が開始されています。

スタイン氏は、ペンシルバニア州での投票受付の機材の一部が老朽化しており、それらがハッキングの被害を受けやすいことを強調し、アメリカ連邦裁判所に対し、これらの2つの州での再集計を要求しています。

先月8日の大統領選挙で、共和党のトランプ氏が当選して以来、アメリカ各地でこの選挙結果に抗議するデモが多発しています。

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