難民危機に関する西側の汚点
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難民危機の解決における西側諸国と国連の怠慢は、2016年の最大の悲劇でした。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
1月 05, 2017 17:21 Asia/Tokyo
  • 難民危機に関する西側の汚点

難民危機の解決における西側諸国と国連の怠慢は、2016年の最大の悲劇でした。

2016年、かつてないほどに難民危機が広がりました。EU諸国は国境を閉鎖し、多くの難民を強制的な収容所に入れることで、この危機を拡大させています。昨年だけで、5000人の難民が溺死しました。また、多くの難民は、ヨーロッパに入った後、失望し、フランス北部カレーの難民キャンプのような強制収容所で、非人間的な条件下で暮らしています。
これらの難民は次第にヨーロッパから離れて、西側や国連が何の支援も行わない中で、戦火に見舞われた祖国に戻っています。

昨年、難民危機の抑制において、また世界各地、とりわけシリアのテロリストに武器と資金の支援を続ける中で、西側は汚名を歴史に残しました。多くの人は、西側の誤った政策や、人権やテロ対策に関する責務の不履行を、世界における難民危機の主な原因としています。

世界で難民危機が深刻化するととともに、西側世界の様々な武器の売り上げが伸びました。たとえば、イエメンを侵略し、シリアのテロリストに武器支援や資金援助を行っているサウジアラビアにイギリスが武器を売却していることは、西アジアで難民危機が拡大した重要な要因とみなされるでしょう。この武器売却の総額は、30億ドルに達しています。こうした中で、クラスター爆弾などの禁止兵器もサウジアラビアに売られています。

総合的に、2017年における難民危機の解決の見通しは、決して明るくないというべきでしょう。なぜなら、この危機解決において国連が無力であり続け、西側が世界各地、特に西アジアのテロ組織に大々的な支援を行っているのを、われわれは目の当たりにしているからです。