中国の戦闘機が南シナ海上空を飛行

アメリカの政府高官が、中国の戦略爆撃機Ｈ６が、南シナ海のスプラトリー諸島の上空を飛行したとしました。

ロイター通信によりますと、このアメリカの政府高官は匿名で、10日火曜、「中国の戦闘機が南シナ海の領有権をめぐり対立している地域の上空を飛行したのは、２０１７年になってからこれで２回目となる」と語りました。

この匿名の高官はまた、中国はこれにより、地域での示威を意図しているとしました。

今月１日も、中国の戦闘機が南シナ海の上空を飛行しました。

中国は南シナ海の大部分の領有権を、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、台湾はその一部の領有権を主張しています。