トランプ氏、「オバマ大統領がISISを生み出した」
(last modified Thu, 12 Jan 2017 08:47:48 GMT )
1月 12, 2017 17:47 Asia/Tokyo
  • トランプ氏、「オバマ大統領がISISを生み出した」

アメリカのトランプ次期大統領が、オバマ大統領がテロ組織ISISを生み出したとしました。

アルアーラムチャンネルによりますと、トランプ次期大統領は11日水曜、選挙後初めての記者会見で、「任期中にはロシアとの関係を改善するだろう。ロシアはISIS対策においてアメリカを支援することができる」と語りました。

トランプ氏は、自身とロシアのプーチン大統領との良好な関係を一つの資本だとし、「我々はロシアとの問題を解決することができる」としました。

また、ロシアがアメリカの民主党へのサイバー攻撃に関与している可能性があると表明し、「多くの国が民主党のコンピュータシステムへのサイバー攻撃に関与しており、これはこのシステムの安全面の脆弱性によるものだった」としました。

トランプ氏はこの記者会見で、CNN記者の質問に答えず、ロシアが彼についてのスキャンダルの証拠を握っており、これによって彼に圧力をかけていたとするCNNの報道を根拠のないものだとし、「アメリカの情報機関がこの偽りの報告の提示の裏にいる」と述べました。

公式の報告によりますと、アメリカとフランス、イギリスといった西側の同盟国は、ペルシャ湾岸の一部アラブ諸国と共に、ISISなどのテログループを形成し、これらの組織に資金や武器面で支援を行っているとされています。

オバマ大統領時代にテロ対策を主張してイラクやシリアで形成された対ISIS連合は、1月2日の報告で正式に、2014年の攻撃開始から現在までに少なくとも188人の民間人が死亡したことを認めました。

こうした中、イラクとシリアの政府の公式な報告では、罪のない市民数百人がこの偽りの連合軍の攻撃によって死傷しているとされています。