世界で年間150万人の子どもが環境汚染の影響で死亡
3月 07, 2017 19:53 Asia/Tokyo
WHO・世界保健機関が、全世界で1年間に150万人の子どもが環境汚染の影響により死亡していることを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、WHOは報告の中で、全世界で年間150万人の子どもが自然環境の汚染の影響で命を落としている、と表明しています。
この報告によりますと、5歳以下の子どもの死亡例の4件に1件以上が、環境不良によるものだということです。
WHOのマーガレット・チャン事務局長は、子どもにとっての環境汚染の危険について警告し、「汚染された環境は、特に子どもの死亡につながる」と語りました。
チャン事務局長の報告では、成長期にある子どもの身体や免疫システム、呼吸器官は、水質汚染や大気汚染による弊害を受けやすいということです。
WHOはまた、「自宅の内外の環境汚染の緩和や、免疫システム、衛生状態の改善、そしてより抵抗力のある環境作りも、子どもの死亡理恵や病気を阻止できる」としています。
タグ