中国国防省、THAAD配備に対抗し軍事演習
4月 29, 2017 19:02 Asia/Tokyo
中国国防省が、アメリカのミサイル迎撃システムTHAADに抗議する中で、各種の軍事演習を行うとしました。
イルナー通信によりますと、中国国防省の報道官は、28日金曜、「このような軍事演習は、完全に新型の装備により行われ、その主要な目的は、THAADへの対抗だ」と語りました。
また、THAADが韓国に配備される限り、軍事訓練を行うだろうとしました。
一方、韓国国防省の報道官は、27日木曜、記者会見で、THAADの重要な部品が、ソウル南東にあるソンジュに配備されたとしました。
アメリカと韓国は昨年7月、THAADの韓国配備に合意し、今年3月の初めに、北朝鮮の弾道ミサイル実験の反応として、このミサイルシステムの配備を開始しました。
THAADの韓国配備は、ロシアなどの一部の国による強い批判を受けています。
北朝鮮も繰り返し、アメリカとその同盟国が北朝鮮を脅迫し続ける限り、北朝鮮は軍事力と先制攻撃能力の強化を続けるとしています。
タグ