アフガニスタン首都で、シーア派のモスクに対するテロにより数十名が殉教
8月 26, 2017 15:57 Asia/Tokyo
アフガニスタンの首都カーブルで、シーア派のモスクがテロ組織ISISによる攻撃を受け、礼拝者や治安部隊を含む数十名が殉教、または負傷しました。
ISISは、25日金曜昼、首都カーブル北部にあるシーア派のモスクを攻撃し、これにより、礼拝者少なくとも、20人が殉教、他数十名が負傷しました。
このモスクで、金曜礼拝の際に、アフガンの治安部隊に変装していたテロリスト4人が、この聖なる場所を攻撃し、モスクの警備員を殺害し、モスク内に乱入しました。その際、テロリストの一人が自爆し、他のテロリストたちは人々を銃撃しました。
この事件に関して、イラン外務省のガーセミー報道官は、この攻撃を非難すると共に、アフガニスタンの国民に哀悼の意を表明しました。
ガーセミー報道官は、「テロリストがこうした犯罪を行う目的は、宗教的な対立を煽り、アフガニスタンの国民の団結と連帯を崩すことである」と語りました。
カーブルでは、この数週間、複数のテロが発生し、数百人の人々が死傷しています。