アムネスティ、ミャンマー外相の発言を批判
9月 20, 2017 19:06 Asia/Tokyo
国際人権団体アムネスティインターナショナルが、ロヒンギャ族のイスラム教徒の虐殺に対するミャンマー外相の沈黙を批判しました。
ロシア・スプートニクによりますと、アムネスティインターナショナルは、19日火曜、「ミャンマーのアウンサンスーチー外相は、ロヒンギャ族のイスラム教徒の民族浄化に関して事実に反する状況を語った」と発表しました。
アムネスティは、「バングラデシュに避難した難民は、現在の恐ろしい状況に戻ることはできない。スーチー外相の発言は事実とは異なるものであり、犠牲者への非難と捉えられる」と強調しました。
さらに、「ミャンマー政府は、西部ラカイン州のミャンマー軍の暴力に関する国連調査団の調査を妨げている」としました。
アウンサンスーチー外相は、19日、ミャンマーはいつでも、暴力によって国を逃れたロヒンギャ族のイスラム教徒41万人以上の状況を調査することができると語りました。
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