アメリカ軍統合参謀本部議長、「アメリカは核合意に留まるべき」
9月 27, 2017 16:57 Asia/Tokyo
アメリカ軍のダンフォード統合参謀本部議長が、イランが核合意を遵守している事実を認めるとともに、アメリカによる核合意の維持を求めました。
メフル通信によりますと、ダンフォード議長は26日火曜、「アメリカが、自ら調印した核合意を遵守することは、アメリカとの間で合意書を締結しようという他国の意向に影響を与えるだろう」と語っています。
IAEA国際原子力機関の天野事務局長も、ロイター通信とのインタビューで、改めてイランが核合意を守っていることを認めています。
国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランが締結した核合意は、昨年1月から実施されていますが、アメリカは6カ国側の一員でありながら、常にこの合意に違反しています。
アメリカのトランプ大統領は、核合意のそのほかの関係国とは異なり、核合意を史上最悪の合意だとし、その破棄を求めていますが、世界はトランプ大統領のこの敵対行動に反対しています。