アメリカ司法長官、「アメリカの大学には言論の自由がない」
9月 27, 2017 20:25 Asia/Tokyo
アメリカのセッションズ司法長官が、「アメリカの大学には、言論や思想の自由が存在しない」と語りました。
アメリカの政治専門紙ザ・ヒルのインターネットサイトによりますと、セッションズ長官は26日火曜、ワシントンDCにあるジョージタウン大学で、同校の在学生らを前に、「アメリカの大学は、かつては理念の競争のための場であり、真剣な討論や自由の拠点とされていたが、今ではつまらない政治思想を反映する、閉鎖されたスペースと化している」と述べました。
また、「大学環境では、思想や言論の自由が攻撃の矢面に立たされ、一部の大学は思想の自由を停止している」としました。
こうした中、アメリカ合衆国憲法の改正に関するセッションズ長官の発言は、ジョージタウン大学の学生らの抗議に直面しました、
セッションズ長官の演説会場では、学生らが「白人の命は大切だ」、「アメリカ政府内で人権や憲法は全て危険にさらされている」と書かれたプラカードを提示しています。