米ボルトン元国連大使が、同国の核合理離脱を強調
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ジョン・ボルトン氏
アメリカの元国連大使を務めたジョン・ボルトン氏が再び、アメリカの核合意離脱を求めました。
IRIB通信によりますと、ボルトン元国連大使は30日土曜、ツイッター上のメッセージにおいて、「イランに対する決定的な措置がないため、現在核兵器の拡散という世界的な脅威が広まっており、アメリカはイランとの核合意から離脱する必要がある」と語っています。
ボルトン氏は数日前にも、「イランとの核合意は、アメリカとその同盟国、友好国にとって有害であり、アメリカのトランプ大統領はなるべく早急にこの合意から離脱したほうがよい」と述べました。
アメリカのケリー前国務長官は、同国の新聞ワシントンポストにおいて、「アメリカは、核合意から離脱すれば、ヨーロッパの同盟国を失い、自らの約束不履行を世界に示すことになる」と語っています。
イランのザリーフ外務大臣も、イギリスの新聞ガーディアン、そしてフィナンシャル・タイムズのインタビューで、「トランプ大統領は、脅迫行為を実行に移し、今月15日のアメリカ議会に対する国務省の報告において、イランの核合意遵守の事実を承認しないものと予想される」との見方を示しています。
イランの国際問題の専門家イーザディ博士は、「アメリカが核関連の制裁中止措置を継続しているうちは、核合意との問題は起こらないが、この措置を打ち切れば、明白な違反となり、すなわち核合意からのアメリカの離脱を意味する」と語りました。
イーザディ博士は30日土曜、テレビのインタビューで、「アメリカの国内法に基づき、同国の大統領は90日ごとに1回、イランの核合意の遵守に関する報告を議会に提出することが義務付けられている」と述べています。
また、「アメリカのトランプ大統領は、就任後から今までのおよそ9ヶ月間、2回にわたりイランが核合意を遵守している事実を承認しているが、3回目にこれを行うかどうかは定かではない」としました。
さらに、「トランプ大統領がこれを行わず、イランが核合意を遵守していないとした場合、それはアメリカの国内法に基づくものであり、核合意とは関係がない」と語っています。
イーザディ氏はまた、「核合意がアメリカに求めているのは、イランに対する核関連の制裁の中止措置の継続であり、トランプ政権はおよそ1ヶ月前にこれを行った」と語りました