ミャンマーでの集団墓地の発見に、インドが反応

インドが、ミャンマー西部ラカイン州で集団墓地が発見されたことに反応し、この犯罪の実行犯に対する早急の処罰を求めました。

イルナー通信によりますと、インド外務省のクマール報道官は、あらゆる形でのテロを非難するとともに、ミャンマーでの犯罪の即時停止とその実行犯に対する処罰を求めました。

ミャンマー政府は数日前、国際的に高まる圧力を受け、同国西部ラカイン州への人権擁護機関の立ち入り許可を出しました。

これを受け、ミャンマー軍はラカイン州において女性２０人、男性８人の集団墓地が発見された事実の公表を余儀なくされています。

先月２５日からこれまでに、ミャンマー西部ラカイン州では、政府軍によるロヒンギャ族のイスラム教徒への攻撃で、６０００人以上が死亡したほか、８０００人が負傷しました。

これまでに数十万人のロヒンギャ族のイスラム教徒が、バングラデシュへの避難を余儀なくされています。