バングラデシュで、ロヒンギャ族のイスラム教徒を支持するデモが実施
10月 07, 2017 18:46 Asia/Tokyo
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バングラデシュで、ロヒンギャ族のイスラム教徒を支持するデモが実施
バングラデシュで、ミャンマーのロヒンギャ族のイスラム教徒を支持するデモが実施されました。
フランス通信によりますと、バングラデシュ南東部の港湾都市チッタゴンで6日金曜、数千人の市民が抗議デモを行いミャンマーの政府軍と過激派仏教徒によるロヒンギャ族のイスラム教徒の虐殺の停止を求めました。
デモ参加者はまた、バングラデシュ政府に対し、ロヒンギャ族のイスラム教徒難民に必要な物資を与えるよう求めています。
情報筋も金曜、ミャンマーでロヒンギャ族のイスラム教徒の虐殺が継続していることを明らかにしました。
こうした中、バングラデシュの地元団体は特に女性や子供をはじめとするロヒンギャ族難民の間で、栄養不良など各種の病気が蔓延しているとしています。

今年8月25日からミャンマー西部ラカイン州で始まった、ロヒンギャ族のイスラム教徒に対する同国の政府軍による大規模な弾圧により、6000人が死亡、8000人が負傷したほか、およそ80万人がバングラデシュに避難しています。
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