デイリーテレグラフ、「イギリスは北朝鮮との戦争に備えている」

イギリスの新聞が、アメリカと北朝鮮の言葉の応酬の高まりに触れ、「イギリスは、北朝鮮との戦争に備えている」と報じました。

デイリーテレグラフは、9日月曜、「北朝鮮の長距離ミサイルの実験は、おそらく、アメリカの軍事的な反発を招くだろう。そのため、イギリス政府は、北朝鮮との戦いへの準備を計画している」と報じました。

また、消息筋の話として、「北朝鮮との戦争が起きた場合、イギリスは、北朝鮮に対抗する国際連合の一部になる」としました。

アメリカのトランプ大統領は、7日土曜、ツイッターで、北朝鮮に関してはたった一つのことだけが有効だとしました。

このようなトランプ大統領の立場は、軍事行動を示唆しています。

先月末、市民活動家や反戦活動家数百人が、ロンドン中心部の首相官邸の前に集まり、北朝鮮との軍事衝突を回避するよう求めました。

トランプ大統領の北朝鮮に対する敵対的な発言の一方で、マティス国防長官は、「トランプ大統領は朝鮮半島危機の外交的な解決に向けた努力を支持している」と語りました。

北朝鮮の朝鮮中央通信は、「テロリストの一団が、5月、ＣＩＡと韓国の情報機関の指示を受け、キムジョンウン労働党委員長を狙った生物・化学物質によるテロのために、北朝鮮内部に潜入したが、この作戦が明らかになり、関係者が逮捕された」と報じました。

北朝鮮政府はこれまで何度も、アメリカとその同盟国が北朝鮮に対する脅迫を続ける限り、先制攻撃力や軍事力の強化を続けると強調しています。