アメリカの警察が、イラン系アメリカ人の死亡原因

アメリカの警察が、事故現場から逃げようとしたとしてイラン系アメリカ人に発砲し、殺害しました。

ワシントンポストによりますと、アメリカの警察は、10日ほど前、イラン系アメリカ人のビージャン・ゲイサルさんに発砲し、ゲイサルさんは死亡しました。当時、ゲイサルさんは武器を携帯していませんでした。

アメリカの警察は、彼の車が事故を起こした際、それを追いかけたが、停止しなかったために発砲したと主張しました。

このイラン系アメリカ人は、病院に移送されましたが、10日後に死亡しました。

ゲイサルさんは、バージニア大学を卒業した後、父親の会社で会計の仕事をしていました。

アメリカの警察は、事故の詳細や発砲した警官の名前については明らかにしていません。

アメリカでは、年間数万人が、銃犯罪によって死傷しています。

ワシントンポストは以前、アメリカの警官による発砲で今年の上半期に死亡した人の数は、492人だと報告しました。

この流れが続けば、今年中に、警察による暴力の犠牲者は3年連続で1000人に達することになります。