ロシア外相、「アメリカはシリアから撤退すべき」
12月 29, 2017 12:59 Asia/Tokyo
ロシアのラブロフ外務大臣が28日木曜、「アメリカは、シリアでのテロ組織ISISの敗北後、速やかに同国を撤退すべきだ」と語りました。
アメリカは、テロ組織との戦いを口実に、シリア政府の許可なく違法に同国での軍事駐留を続けています。
こうした中、アメリカのトランプ大統領も認めているとおり、ISISを初めとするテロ組織を出現させたのはアメリカです。
アメリカの正式の報告によりますと、これまでにシリアとイラクに潜伏するテロリストに、数十億ドル相当の兵器や軍需物資が送付されています。
シリアとそのほかの国の政府関係者、そして国際機関は、「シリアにおけるアメリカの行動は占領行為に等しい」と主張しています。
ファールス通信によりますと、ラブロフ外相は「シリアにおける政治的な解決法の実現まで同国での残留を希望する、というアメリカ国防総省の関係者の表明に、ロシアは驚きを隠せない」と述べています。
ラブロフ大臣は「アメリカは、シリアにおける政治的な解決法の実現の進捗レベルを明確に出来る国ではない」としました。
シリアでは、2011年から地域の情勢をシオニスト政権イスラエルの有利になるよう変更するため、アメリカ、サウジアラビアとその同盟国の支援を受けた複数のテロ組織が大規模な攻撃を行ったことから、危機が勃発しました。
シリア軍は最近、抵抗戦線やロシアの支援を得て、ISISの最後の拠点となっていたシリア東部デリゾール州ブカマルの解放に成功しています。
ブカマルの解放により、シリア国内でISISが残留しているのはデリゾール州と中部ホムス州周辺の砂漠地帯のみとなっています。
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