アメリカ国連大使が、トランプ大統領のセクハラ関連の報道を否定
1月 27, 2018 18:28 Asia/Tokyo
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アメリカのヘイリー国連大使とトランプ大統領
アメリカのヘイリー国連大使が、同国のトランプ大統領のセクハラ問題に関する報道を否定しました。
ヘイリー大使は、アメリカの週刊誌ポリティコの取材に対し、トランプ大統領のセクハラ疑惑に関するうわさを否定しています。
この問題は、トランプ政権内部の暴露本『炎と怒り』の作者であるマイケル・ウォルフ氏により、メディア化されました。
ヘイリー大使は、このようなうわさは侮辱的で嫌悪すべきものだとしています。
ウォルフ氏も、ヘイリー大使の発言に対し、この著作において数多くの証拠資料を掲載していると反論しています。

トランプ大統領のセクハラ疑惑は、2016年のアメリカ大統領選挙運動中に放送されたテレビ番組での、アクセス・ハリウッドの司会者ビリー・ブッシュ(Billy Bush)と、トランプ氏の私的な会話の収録映像が流されたことにより始まりました。
この音声ファイルにおいて、トランプ大統領は女性に関する猥褻な言い回しを使用しています。
この音声ファイルが放送された後、少なくとも16人の女性がトランプ大統領からセクハラを受けたと証言しています。

先月も、50人以上の民主党の女性議員が、アメリカ下院監視委員会に対し、トランプ大統領のセクハラ疑惑に関する調査の実施を求めています。
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