アジア市場で、原油価格が上昇
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原油生産
アジア市場で1日木曜、原油価格が高騰を続けています。
アメリカの原油備蓄の増加に伴い、投資家らは1日、OPEC石油輸出国機構による産油量削減合意を徹底させる傾向にあります。
1日朝、アジア市場の電子取引では、3月渡しのアメリカ産軽油のウェストテキサス・インターミディエイトが14セント値上がりし、1バレル64ドル14セントで取引されました。
また、4月渡しの北海ブレントも14セント値上がりし、1バレル69ドル3セントとなっています。
アメリカ産原油の備蓄量は、10ヶ月連続で減少した後、先週末に予想以上の上昇を記録しました。
アメリカ・エネルギー省の発表によりますと、先月31日現在でのアメリカの週間原油備蓄量は、680万バレル増加しています。
この数字は、世界最大の原油消費国であるアメリカの原油需要が減少した事を示しており、このことは原油価格にも影響しています。
フランス通信が、シンガポールから伝えたところによりますと、アメリカ・ヒューストンに本拠を置き、石油市場での幅広いコンサルティングを行う機関・トリフェクタコンサルタンツを運営するアナリスト、スクリト・ヴィジャヤカル氏は、「市場は、OPECとロシアの産油量の削減合意の遵守を示しているデータをよりどころにする傾向があり、この合意は、今年末まで実施される」と語っています。
一方で、オイルプライス・インフォメーションサービスのアナリストのトム・クルーザー氏は、この3年間で最高値を記録した先月の原油価格の存続について、原油価格がさらに下がることは創造に難くない、との見方を示しています。
ニューヨーク市場では31日水曜、アメリカ産原油が23セント値上がりし、1バレル64ドル73セントで取引を終えました。
ロンドン市場でも、ヨーロッパ産の原油が3セント値上がりし、69ドル5セントとなっています。