トランプ大統領と男性誌「プレイボーイ」元モデルの1人の不倫関係が発覚
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トランプ大統領とマクドゥーガル氏
アメリカの新聞ニューヨーカーが、同国のトランプ大統領が男性誌「プレイボーイ」の元モデルの1人とおよそ9ヶ月間にわたり不倫関係にあったことを明らかにしました。
ニューヨーカーは最近、ある記事において、「トランプ大統領は、男性誌プレイボーイの元モデルだった女性カレン・マクドゥーガルさんと不倫関係にあり、トランプ大統領を支持する出版社・アメリカン・メディアがマクドゥーガルさんに15万ドルの報酬を払った」と報じています。
ニューヨーカーによれば、マクドゥーガルさんの個人的なメモから、メラニア夫人が息子のバロン君を出産した数カ月後にあたる2006年6月に、ロサンゼルスでマクドゥーガルさんと知り合い、それ以降不倫関係が続いていたことが発覚したということです。
マクドゥーガルさんは、この不倫関係に関する8ページに渡る手書きのメモの中で、およそ9ヶ月間にわたってトランプ大統領と不倫関係にあり、カリフォルニア州にあるホテルでトランプ大統領と面会していた、と述べています。
また、あるパーティーで、トランプ大統領が自らの息子たちに自分を紹介したが、およそ9ヵ月後の2007年4月に、トランプ大統領が自分の友人の1人や黒人に対する人種差別的な発言をしたことから、この関係は終わった、としています。
複数の報告からは、トランプ氏がまだ選挙運動中に、アメリカン・メディアがトランプ大統領とマクドゥーガルさんとの不倫を告白した対価として彼女に15万ドルを支払ったものの、これを記事として出版しなかった事が判明しています。
このニュースが報じられている一方で、およそ1ヶ月前にもアメリカの経済新聞ウォールストリートジャーナルにより、トランプ大統領の弁護士の1人が、同大統領と不倫関係にあった元ポルノ女優ステファニー・クリフォードさんに対し、13万ドルの口止め料を払ったことが報じられています。
トランプ大統領の弁護士も、この支払いの事実を認めています。
トランプ大統領の不倫問題が発覚したあと、ニューヨーク州出身の上院議員であるクリスティン・ギルブランド女史は、不倫騒動を理由にトランプ大統領の辞任を求めるとともに、「アメリカ議会はこの件で、トランプ大統領に責任を問うべきだ」と語りました。
この数ヶ月間で、アメリカの政界や映画界、メディア界の多くの要人が、女性に対するセクハラや性的暴行などの疑いをかけられており、これまでにこうした不倫をめぐり議員4名が辞任に追い込まれています。