アメリカ国家経済会議議長が辞任表明
3月 07, 2018 20:29 Asia/Tokyo
アメリカのゲーリー・コーン国家経済会議議長が、鉄鋼製品やアルミニウム製品の輸入関税政策をめぐり、トランプ大統領と対立したことから、辞任を表明しました。
これまで、アメリカの多くの貿易団体や通商関係者が、トランプ大統領の関税引き上げの決定を批判し、これを大きな誤りだとしています。
トランプ大統領は最近、鉄鋼製品とアルミニウム製品の輸入関税を引き上げると表明しました。
アメリカ政府の計画によれば、鉄鋼製品には25%、アルミニウム製品には10%の追加関税を課すということです。
EU諸国などの各国は、トランプ大統領がこの決定を実行する場合、アメリカ製品に対して同様の関税を追加するとしています。
トランプ大統領は繰り返し、以前のアメリカ政府が各国や国際機関と締結した協定や条約を大変おろかだとしています。
トランプ大統領の就任からこれまで、多くのアメリカ政府関係者が辞任したり、解任されています。