ドイツ首相、核合意違反の結果についてアメリカとイスラエルに警告

シオニスト政権イスラエルのメディアが、「ドイツのメルケル首相は、ネタニヤフ首相に対し、もしアメリカがイランとの核合意から離脱すれば、ヨーロッパはイランの側につくと警告した」と伝えました。

シオニストの新聞、タイムズ・オブ・イスラエルは、20日火曜、「メルケル首相は、スイス・ダボスで開催された世界経済フォーラムの傍らで、ネタニヤフ首相に対し、アメリカの核合意からの離脱は、西側諸国とアメリカやイスラエルとの間に亀裂を生むだけでなく、戦争につながるだろうと語った」と伝えました。

この報告によりますと、メルケル首相は、ネタニヤフ首相に対し、ヨーロッパ諸国は国際的な取り決めに違反する意向はなく、核合意の崩壊は、今後の外交的な合意の実現を困難にすることになると語りました。

こうした中、シオニスト政権のテレビ10チャンネルは、「メルケル首相はネタニヤフ首相に対し、アメリカの核合意離脱は、我々を、イギリスやフランスと共に、ロシア、中国、イランと同調する立場に置き、アメリカやイスラエルと対立する立場に立たせることになる」と伝えました。

アメリカのトランプ大統領は、核合意はイランの利益を確保するだけであると主張し、核合意の内容をアメリカの利益になるように変更するよう求めています。