ドイツ首相、「イスラムはドイツの一部だ」
3月 22, 2018 19:15 Asia/Tokyo
ドイツのメルケル首相が、21日水曜、移民の問題、特にドイツにおけるイスラムの問題について、最近のドイツ内務大臣の物議をかもす発言を否定し、「イスラムはドイツの一部になっている」と強調しました。
イルナー通信によりますと、メルケル首相は議会で演説し、ドイツに住むイスラム教徒に友好の手を差し伸べ、イスラムやイスラム教徒に反対する極右派のプロパガンダを否定すると共に、「イスラム教徒は、ドイツ社会の重要な一部を担っている」と強調しました。
また、ドイツ新内務相の最近の発言を暗に否定し、「現在も、およそ500万人のイスラム教徒が我々と暮らしており、彼らの宗教であるイスラムは、ドイツの一部になっている」と強調しました。
ドイツのゼーフォーハー内務大臣は、先週、「イスラムはドイツの一部ではない」と語りました。