アムネスティがEUの首脳陣を非難
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国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが、EUの首脳陣は難民のトルコ送還に関するトルコとの合意に関してあいまいな立場を取っているとして非難しました。
(last modified 2025-08-02T03:38:33+00:00 )
3月 19, 2016 22:47 Asia/Tokyo
  • アムネスティがEUの首脳陣を非難

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが、EUの首脳陣は難民のトルコ送還に関するトルコとの合意に関してあいまいな立場を取っているとして非難しました。

プレスTVによりますと、アムネスティは19日土曜の声明の中で、この合意は世界的な難民危機を軽視しているEUの意向を隠すことはできなかったとしました。

アムネスティのヨーロッパ・中央アジアプログラムのダルハウゼン部長は、難民の権利に関する国際法規の遵守は、難民のトルコ送還とは矛盾しているとしました。

ダルハウゼン部長はまた、トルコは難民にとって安全な国ではなく、この合意は完全に非合法で、道徳的でないとしました。

EUとトルコは18日金曜、ベルギー・ブリュッセルで、トルコを経由する難民の流入の制限に関して、合意を締結しました。

この合意書によりますと、トルコは2018年までに30億ユーロを受け取り、EUはギリシャに滞在しているすべての難民をトルコに送還し、代わりにトルコから難民を直接受け入れることが取り決められています。