バングラデシュで、ミャンマーのロヒンギャ族難民がデモ集会
4月 30, 2018 20:24 Asia/Tokyo
バングラデシュに避難した、ミャンマーのロヒンギャ族イスラム教徒数千人が、バングラデシュを訪問した国連安保理調査団の前に集結し、難民の問題の解決を求めました。
フランス通信によりますと、今回の集会への参加者は、安保理調査団に対し、自分たちが生活している難民キャンプを視察し、彼らの経済状況を調査するよう求めました。
ロヒンギャ族が暮らしている難民キャンプの状況は劣悪なものであり、彼らのおよそ20万人が非常に弊害を受けやすい状態に置かれています。
ミャンマーでは、同国の政府軍や過激派仏教徒が昨年8月25日から同国西部ラカイン州のロヒンギャ族のイスラム教徒に対する大規模な犯罪を行っており、この犯罪により、これまでに、ロヒンギャ族数千人が死傷したほか、数十万人が難民となっています。