パキスタン「アフガンはわが国への反体制派を排除すべき」イラン「仲介の用意あり」
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パキスタン外務省が、「アフガニスタンは自国内に潜むパキスタンの反体制派武装勢力を排除すべきだ」と強調しました。
(last modified 2025-11-12T05:15:27+00:00 )
11月 11, 2025 20:08 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のイスマーイール・バガーイー報道官
    イラン外務省のイスマーイール・バガーイー報道官

パキスタン外務省が、「アフガニスタンは自国内に潜むパキスタンの反体制派武装勢力を排除すべきだ」と強調しました。

【ParsToday国際】このニュースではアフガニスタンに対するパキスタンの警告、イランがパキスタン・アフガン間の仲介の用意を表明したこと、パキスタンとバングラデシュの軍事協力の拡大、インドとロシアの原子力発電所建設における協力などを取り上げます。

パキスタン外務省は声明で「アフガンに対する我々の要求は変わらない。それは、アフガン側が自国領土内に潜むパキスタンの反体制武装勢力を排除せねばならないということだ」と強調しました。同省はまた「パキスタンは依然としてアフガンとの協議を歓迎し、交渉を通じた問題解決を求めているが、まずはアフガンが自国領土内の武装勢力およびパキスタン反体制派への対抗作戦に同意するべきだ」と表明しています。

イラン、アフガン・パキスタンン間の仲介の用意示す

イラン・イスラム共和国外務省のイスマーイール・バガーイー報道官は10日月曜、同国東部のパキスタン国境紛争への懸念を表明し、「イランとしてアフガン・パキスタン間を仲介し、緊張緩和を支援する用意がある」と語りました。また「イランは東部国境におけるいかなる緊張も懸念している」とし、「この懸念は国境問題だけでなく、アフガンとパキスタンという2つのイスラム教国との深い歴史的、文化的、宗教的つながりが理由でもある。この地域の情勢不安は、地域全体の安定を脅かす可能性がある」と強調しました。そして、「アフガン・パキスタン間が緊迫化しだして以来、イランは双方に自制を求め、対立解消を支援する用意があることを表明してきた」と述べています。

パキスタン・バングラデシュが軍事協力を拡大

一方、パキスタン海軍のナヴィード・アシュラフ司令官は、高官級軍事代表団を率いてバングラデシュを訪問し、同国の軍関係者と会談し、両国海軍間の協力と専門的交流の拡大方策について協議しました。この会談では、防衛協力の強化、両国の軍事力向上、そして共同軍事訓練、セミナー、相互訪問を通じた二国間交流の拡大についての議論や意見交換が行われました。

インドとロシア、原発建設で協力

ロシアの原子力大手ロスアトム社は、同国とインドが大型および小型の原子力発電所に関する新たなプロジェクトを開発し、核燃料分野で協力する意向だと発表しました。インド・ムンバイで10日月曜に行われたロスアトム社総裁とインド原子力委員会総裁による会談で、両者は特に機材の現地生産の機会に着目し、原子力発電所プロジェクトの開発や核燃料分野での協力を含む各種パートナーシップ拡大の必要性を強調しています。

 

 


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