アジア市場で、原油価格が上昇
May 02, 2018 18:47 Asia/Tokyo
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原油価格の上昇
*アジア市場で2日水曜、対イラン制裁の復活のリスクによる心理的な影響から、原油価格が上昇しました。
市場における原油価格の上昇傾向は、アメリカの産油量の増加により、限定的なものとなっています。
フランス通信が、シンガポールから伝えたところによりますと、アメリカ産軽油WTIの6月渡し分の価格は、2日のシンガポール市場の電子取引で28セント上昇し、1バレル67ドル53セントに達しました。
また、北海ブレントの7月渡し分は7セント上昇し、1バレル73ドル20セントで取引されました。
アメリカがイランに新たに制裁を行使した場合、市場への原油供給が減少する可能性があります。
アクシトレーダーの首席市場ストラテジスト、グレッグ・マッケナ氏は、「対イラン制裁の問題は、今なお根強く残っており、市場に影響している」と語りました。
また、石油市場に焦点を当てたトリフェクタ・コンサルタンツのアナリスト、スクリト・ヴィジャヤカル氏は、4月渡し分のイラン産原油の輸出量が、制裁解除以来最高の日量260万バレルに達したとしました。
イラン産原油の多くは、中国とインドに輸出されています。
こうした中、一部の専門家は、国際市場における世界の主要通貨に対するアメリカドルのレートの上昇、アメリカの産油量の増加、そして同国の原油備蓄の増加により、過剰供給の懸念が高まっており、これは原油の価格上昇を妨害しているとの見方を示しています。
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