アメリカ大統領、韓国駐留アメリカ軍の削減検討の指示を出す
May 04, 2018 19:10 Asia/Tokyo
アメリカのトランプ大統領が、韓国駐留のアメリカ軍の規模削減を検討する指示を出しました。
ニューヨークタイムズによりますと、トランプ大統領は、北朝鮮のキムジョンウン朝鮮労働党委員長との会談の前に、国防総省に対して、韓国駐留のアメリカ軍の規模削減を検討するよう指示しました。
韓国駐留アメリカ軍の駐留経費に関する韓国とアメリカの協定が今年末に期限を迎える中、両国は新たな協定を締結することになります。
トランプ大統領は、「この駐留経費すべてを韓国が支払うべきである、なぜなら、この軍隊は実質的に北朝鮮から韓国や日本を守るために駐留しているからだ」と語っています。
この新たなトランプ大統領の指示は、これがアメリカと北朝鮮の対話に悪影響を及ぼすのではないかという、国防総省関係者の懸念を高めています。