被拘束者への拷問を疑われたCIA次期長官が上院で資格承認する可能性
(last modified Wed, 16 May 2018 11:26:09 GMT )
May 16, 2018 20:26 Asia/Tokyo
  • ジーナ・ハスペル氏
    ジーナ・ハスペル氏

アメリカのトランプ大統領によってアメリカ中央情報局・CIAの次期長官に指名されたジーナ・ハスペル氏が、被拘束者の拷問に関与したにも拘らず、長官の資格が認められる可能性が高まっています。

ファールス通信によりますと、ハスペル氏の次期長官としての資格承認の是非を巡る上院情報委員会での16日水曜の票決会を前に、同委員会のハイディ・ハイトキャンプ議員とマーク・ワーナー議員は、トランプ大統領によるハスペル氏の次期長官への指名を支持しました。

ハスペル氏は上院情報委員会その後、上院で資格が認められれば、同氏は、CIAの初の女性長官となります。

ハスペル氏が2002年、タイにある秘密収容所の所長に就任した際、この刑務所では、テロ容疑者の取調べにおいて水責めによる拷問が行われていました。