研究者らが、自然環境に対する米大統領の行動の結果について警告
6月 17, 2018 17:56 Asia/Tokyo
アメリカ・ハーバード大学の研究者らが行った研究の結果、アメリカのトランプ大統領の環境政策により同国での死亡者数の増加が予想されています。
アメリカの政治専門紙ザ・ヒルのインターネットサイトによりますと、これらの研究者らは、トランプ政権の環境政策により、今後10年間でアメリカにおける死亡者数がさらに8万人増加する、として警告しました。
経済・公衆衛生の専門家デイビッド・カトラー氏と、環境問題の統計を専門とするフランチェスカ・ドミニキ氏の2人の研究者は、「トランプ大統領は、実業家らの利益を確保するために、大気汚染に拍車をかけた」と語っています。
この2人の学者はさらに、「トランプ大統領の最も重要な行動の1つは、大気汚染に追い討ちをかけたことであり、トランプ政権のこの政策で利益を得ているのは、比較的良好なつながりを持っている一部の企業のみである」と述べました。
アメリカ環境保護庁は、トランプ政権が発足してから、環境政策の多くを取りやめ、その実施を中止しています。