ベネズエラ大統領、自身の暗殺への米の関与を非難(動画)
8月 05, 2018 19:14 Asia/Tokyo
ベネズエラのマドゥロ大統領が、自身の演説会場での小型無人機(ドローン)の爆発によるテロ暗殺の難を逃れた後、今回の事件に国内の極右反対派のほか、アメリカとコロンビアが絡んでいたとして非難しました。
AP通信によりますと、マドゥロ大統領は軍のイベントで中継されていた演説を途中で切り上げてから数時間後、「この事件は、反体制派の極右派の仕業であり、アメリカの支援により行われた」と語っています。
また、「初期段階の捜査によれば、今回の事件はコロンビアが仕組んだもので、複数の容疑者が逮捕されている」と述べました。
さらに。「今回のテロ作戦の資金を提供していた人物の一部は、アメリカ・フロリダ州マイアミにいる。自分は、アメリカのトランプ大統領がテロ組織と戦う意向を有することを望んでいる」としました。
5日日曜未明、ベネズエラ・カラカスでマドゥロ大統領が軍のイベントで演説中に、爆発物をつけたドローンが爆発し、同大統領はその場からの退避を余儀なくされました。
この事件の後、ベネズエラのロドリゲス通信情報大臣は、マドゥロ大統領の演説場所付近で爆発物をつけた複数のドローンが爆発したものの、同大統領は無事だったとし、さらに、これにより兵士7名が負傷した、と語りました。
ロドリゲス大臣はまた、今回の事がマドゥロ大統領の暗殺を目的に仕組まれたものだったとしています。