アメリカ政府とフェイスブックによる、情報面での新たな不祥事が発覚　　　

アメリカ司法省がフェイスブックに対し、このソーシャルネットのユーザーの個人情報を提供するよう求めました。

ロイター通信が１８日土曜、報じたところによりますと、アメリカ司法省は同国のＩＴ世界大手フェイスブックに対し、ソフトウェアの暗号解読により、ユーザーの個人情報を政府に提出するよう求めたということです。

この報告によりますと、アメリカ政府によるこの計画を知らされた３人の関係者が、この事実を明らかにし、「アメリカ政府は、今回の措置により政府系部門の一部が、疑わい、個人通話を盗聴できるようになる」と語ったということです。

こうした中、フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者（COO）は最近、ユーザーの個人情報の開示・提供について、ある程度の金額の支払いと引き換えに、このソーシャルネットの個人情報データの閲覧が可能である、と述べています。

最近、複数のメディアが、「イギリスのケンブリッジ・アナリティカ社は、アメリカ大統領選挙でトランプ大統領の選挙運動事務所と協力し、フェイスブックのユーザー５０００万人の個人情報を入手した」と報じました。

フェイスブックによる個人情報の漏洩により、このソーシャルネットのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者（CEO）は、ユーザーの個人情報機密保持に関して、大きな批判を受けています。