アメリカがUNRWAへの支援を完全に停止
8月 31, 2018 17:25 Asia/Tokyo
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UNRWAのパレスチナ難民への支援
外交誌フォーリン・ポリシーが、アメリカ政府がUNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関に対する支援金の拠出を完全に停止したと伝えました。
フォーリン・ポリシーは記事の中で、アメリカのクシュナー大統領上級顧問とポンペオ国務長官の会談で、UNRWAの支援を完全に停止する決定が下されたことを明らかにしました。
アメリカ国務省のナウアート報道官は、これに関する質問への回答を控えたものの、UNRWAに関するアメリカの政策は現在、見直しが行われているとしました。
アメリカ政府はUNRWAの3億5000万ドルの拠出金を負担していましたが、アメリカ大統領府は今年1月、6500万ドルに削減すると発表しました。
また、これ以前にも、アメリカのヘイリー国連大使は、UNRWAへの対応に関して、大幅な変更を求めていました。
パレスチナの支援機関の活動家は、アメリカ政府の行動はシオニスト政権イスラエルを支援する中でのものだと語っています。
シオニスト政権のネタニヤフ首相は、以前、UNRWAは解体されるべきだと表明していました。
UNRWAは、パレスチナ、ヨルダン、レバノン、シリアに住むおよそ530万人のパレスチナ人に対する支援を行っています。
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