南北朝鮮の外相会合が不成立

9月 30, 2018 20:14 Asia/Tokyo

南北朝鮮の外務大臣が、国連総会の傍らで会談することなく、アメリカ・ニューヨークを後にしました。

韓国・ヨンハプ通信によりますと、韓国のカンギョンファ外務大臣は、２９日土曜、国連総会に出席したあと、北朝鮮の外相と会談することなく、ニューヨークを後にしました。

カン外相はこの訪問で、アメリカのポンペオ国務長官や、他の国々の外務高官と会談しました。

また、北朝鮮のリヨンホ外務大臣も、ニューヨークでの会談に関するカン外相の提案に反対していました。

韓国の政府筋は、韓国のムンジェイン大統領と共に、今月上旬に北朝鮮のピョンヤンで行われた南北首脳会談に出席していたカン外相は、この訪問で、リ外相と国連総会での会談について話していたと表明しました。

情報筋はまた、おそらく北朝鮮は、今年の南北首脳会談の後、これに関して、外相レベルで話をするつもりがなかったのではないかとしています。

カン外相はまた、８月に行われたASEAN東南アジア諸国連合の会合の中でも、北朝鮮外相と会談することはできませんでした。

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