Pars Today

米ニューヨークで、自国のバイデン政権がパレスチナ・ガザ地区での戦争継続を支持していることに抗議する人々が星条旗を燃やしました。

アメリカを中心とした西側諸国は、シオニスト政権イスラエルがパレスチナ人の虐殺を継続しているにもかかわらず、同政権への支援を続けています。

米ニューヨーク市マンハッタンでは26日金曜、最も強力なユダヤ・ロビーとされるAIPACアメリカ・イスラエル公共問題委員会の建物前でパレスチナ支持デモが行われ、その中で星条旗が放火・焼却されました。

また、デモ参加者らは街頭で、「虐殺者ジョー（・バイデン）は退陣すべき」「米国の税金はガザでの大量虐殺に使われている」というスローガンを唱えて、シオニスト政権がガザで行う犯罪に対し自国政府が見せる反応への怒りを表明しました。

SNSなどに投稿されたニューヨークでのデモの画像には、警官がスローガンを唱える参加者らを拘束する様子が収められています。

このような中、米カリフォルニア州にあるオークランド地方裁判所は26日金曜、バイデン政権がガザ戦争に関与しパレスチナ人の虐殺を阻止しなかったとしてパレスチナ系アメリカ人、ガザ住民、複数の人権団体代表者らが起こした訴えの審理を開始しました。

この審理当日には、パレスチナ国旗や「バイデンは殺人に加担」「イスラエルに爆弾を与えるな」などと書かれたプラカードを手にした数百人の人々が、裁判所前に集まりました。

バイデン政権は、依然としてガザでの殺害を続けるイスラエルを徹底的に支持しており、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの壊滅を主張するとともに、国連安保理会で提示されたガザ停戦決議をこれまですべて、拒否権を発動することで否決にもちこんでいます。

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