中国とアメリカの通貨戦争の可能性
10月 04, 2018 16:49 Asia/Tokyo
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中国とアメリカの通貨戦争
マレーシアのAM銀行が、中国は意図的に人民元の為替レートを下落させ、アメリカとの通貨戦争に突入する可能性があるとしました。
9月下旬、アメリカは中国製品2000億ドルに10%の関税を追加しました。
また、この関税が来年1月に25%に引き上げられる可能性も出ています。
アメリカのトランプ大統領は、その他の中国製品2670億ドルも追加関税の対象とすると脅迫しています。
アメリカと中国の貿易戦争の開始から、人民元の為替レートは5.8%下落しています。
AM銀行は次のように報告しています。
「中国が意図的に人民元を弱くし、通貨を武器として利用するというリスクが存在する。これにより、新興国の通貨の為替レートが下落することになる」
また、「人民元が意図的に弱められると、中国製品の競争力が高まり、これにより、日本やEU諸国の怒りを引き起こし、これらの国がアメリカと同じ立場をとることになる」としました。
さらに、アメリカの政府関係者はこれまで繰り返し、中国は人民元の為替レートを操作していると非難していることに触れておくべきでしょう。
トランプ大統領も、7月、ツイッターで、「アメリカは中国やEUとの貿易合意や、違法な為替レート操作によって諦めていた事柄に関して妥協しない。中国やヨーロッパ諸国などの国は、為替レートを操作しているが、その一方でドルが日々強くなり、産業の競争力が失われていっている」としました。
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