10月 25, 2018 17:48 Asia/Tokyo
  • アメリカの中距離核兵器
    アメリカの中距離核兵器

アメリカ国防総省の元アナリスト、ダニエル・エルズバーグ氏が、「INF・中距離核戦力全廃条約からのアメリカの離脱は、ヨーロッパのみならず世界の安全保障をも危険にさらすことになる」と語りました。

エルズバーグ氏は24日水曜、イルナー通信のインタビューに対し、「アメリカ政府のINF離脱の目的は、核兵器の製造にかかわる制限の撤廃と、ヨーロッパ諸国をはじめとした他国に対するより多くの防衛・対抗用兵器の売却である」と述べています。

また、「アメリカの民主・共和という2大政党のメンバーの間では、同国の軍産ロビーが影響力を持っている。このため、民主党派の多くは、INF条約に関するアメリカのトランプ大統領の決定を支持している」としました。

トランプ大統領は今月20日、INF条約からのアメリカの離脱を宣言しました。

INF条約は1987年、当時のアメリカとソ連の首脳により調印され、冷戦時代の緊張緩和における重要な措置の1つとされています。

 

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