ナイジェリアで、政府軍がシーア派の追悼行事を再び攻撃、21人が殉教
10月 31, 2018 17:48 Asia/Tokyo
ナイジェリアの首都アブジャで、同国政府軍が27日に続いて再び、シーア派の追悼行事を攻撃し、この中で少なくとも21人が殉教しました。
AP通信によりますと、ナイジェリのイスラム運動のイブラヒム・ムーサ報道官は、29日月曜に行われたこの攻撃で、21人が殉教したと表明しました。
ナイジェリア軍は、先週27日にもアブジャ周辺で、シーア派3代目イマームホサインの殉教の40日目を追悼する、アルバインの行進に参加していた人々を銃撃し、この中で少なくとも10人が殉教しました。
アルバインの行進の中で、ナイジェリア政府軍の攻撃により殉教した人々の数は31人に達しました。
ムーサ報道官は、「今回はイマームホサインの追悼儀式と同時に、政府軍によって拘束中の同国のイスラム運動の指導者ザクザキ師の解放を求める抗議デモが実施されていた」と語りました。
ザクザキ師は夫人とともに、2015年12月13日、ナイジェリア北部カドゥナ州ザリアで発生した、イスラム宗教施設への政府軍の攻撃の中で身柄を拘束されました。
ナイジェリア政府軍は、ザクザキ師が逮捕されたその日、同師の自宅と宗教施設の前に集まっていた群集に向かって発砲し、この中でザクザキ師の実子3人を含む数百人が殉教しました。
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