バチカンにまたもや不祥事、米キリスト教司祭700人に児童への性的虐待の疑いが浮上
(last modified Thu, 20 Dec 2018 11:07:38 GMT )
12月 20, 2018 20:07 Asia/Tokyo
  • バチカンにまたもや不祥事
    バチカンにまたもや不祥事

アメリカ・イリノイ州検事総長が、同州のキリスト司祭およそ700人が、児童への性的虐待を疑われていることを明らかにしました。

IRIB通信によりますと、イリノイ州の検事総長Lisa Madigan氏は19日水曜、声明を発表し、「初期段階の捜査で、カトリック教会そのものが自らを監視できていないことが判明している」と述べています。

イリノイ州検察庁が、今年8月に開始した捜査の結果、少なくとも685人の神父が、児童への性的虐待の容疑をかけられているということです。

また、アメリカ・ペンシルベニア州高等裁判所も今年8月に報告の中で、同州で過去70年間に300人以上のカトリック教の神父が、少なくとも1000人の児童に性的虐待を加えてきたものの、教会側がこれらの違反行為の問題を隠蔽していたことを明らかにしました。

近年、カトリック教会の総本山であるバチカンは、神父や司祭および、そのほかの関係者によるモラル面での大規模な不祥事に直面しています。

 

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