米大統領が、ＦＲＢ議長の解任に言及

12月 22, 2018 21:55 Asia/Tokyo

報道各社が、アメリカのトランプ大統領が同国のパウエル・ＦＲＢ連邦準備制度理事会議長の解任を検討していると報じました。

アメリカの国際金融情報サイト・ブルームバーグが２２日土曜、情報筋の話として報じたところによりますと、トランプ大統領はパウエル議長の辞任に関して、一部と協議を行ったということです。

報道では、ＦＲＢが再び利上げを発表した後、パウエル議長に対するトランプ大統領の怒りが高まったとしています。

トランプ大統領はこの数ヶ月、ＦＲＢの独立性を損なう形で、常にＦＲＢの政策を非難しており、「利上げにより、この数ヶ月間でアメリカの株式市場に混乱が生じている」と不満を高めています。

ＦＲＢは１９日、利上げを発表しましたが、この決定が株価を大きく下げ、ダウ平均では今年の最安値を記録しました。その後もアメリカ政府系機関の一部が閉鎖に追い込まれたことから、株価下落に拍車がかかっています。

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