アメリカ政府機関が、引き続き閉鎖状態
12月 29, 2018 19:18 Asia/Tokyo
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アメリカ政府機関が、閉鎖状態
アメリカの政府系機関が、今週も引き続き閉鎖したままとなっています。
フランス通信によりますと、メキシコ国境での壁建設を目的とした、アメリカのトランプ大統領の提案による予算案をめぐり、同国の民主・共和の2大政党間の交渉が暗礁に乗り上げていることから、アメリカの閉鎖した政府系機関が来週から業務を再開する希望が薄れています。
アメリカ上院議員の多くが業務休止となっている中で、空席の目立つ上院内で今月26日に行われた、予算をめぐる数分間の話し合いも成果なく終了しました。
こうした中、ホワイトハウスのサラ・ハッカビー・サンダース報道官は、民主党が政府系機関の閉鎖や不法移民を支持し、政府が国境壁の建設のために要求している予算が捻出されるべきではないと主張している、として非難しています。
国境壁の建設をめぐり、依然として民主・共和両党のメンバーが対立している中、政府系機関の職員80万人が給与を受領できず、また政府系機関の中枢部以外の部署も閉鎖に追い込まれています。
トランプ大統領は、メキシコ南部に建設する国境壁の拡大に50億ドルが必要だとしていますが、共和党派の一部も、トランプ大統領が不法移民の脅威を極端に誇張していると非難しています。
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