各国の外貨準備高における米ドルの割合が減少
12月 30, 2018 17:32 Asia/Tokyo
IMF国際通貨基金が、各国の外貨準備高に占めるアメリカ・ドルの割合が減少したことを明らかにしました。
カタールの衛星通信アルジャジーラによりますと、IMFは29日土曜、「今年の第3四半期において、世界での外貨準備高に占めるアメリカ・ドルのシェアは過去5年間で最低に落ち込んでいる」と表明しています。
IMFが発表した統計からは、ドルとは対照的にユーロのシェアが増加し、過去4年間で最高に達しています。
米ドル、ユーロ、イギリスのポンド、日本円、中国人民元の5通貨の加重平均の通貨バスケットのうち、この期間中にユーロの占める割合がおよそ20%に上昇し、2014年以来最高となりました。
IMFの報告発表と同時に、アメリカ財務省は同国の債務が2017年と比較して1兆700億ドル増加し、近い将来22兆ドルに達する見込みであることを明らかにしました。
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