ロシア経済の米ドルへの依存度が低下
1月 13, 2019 17:01 Asia/Tokyo
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ロシア経済の米ドルへの依存度が低下
アメリカ・ドルへの依存度を減らすため、ロシアの外貨備蓄から1000億ドル分がドル以外の通貨に換金されました。
ロシアのニュース専門局・ロシアトゥデイによりますと、ロシア中央銀行は、同国の外貨備蓄に占める米ドルでの備蓄が、過去最高の1000億ドル分削減され、ユーロや日本円、中国元に換金されたということです。
ロシア中央銀行が3ヶ月ごとに発表する最新の報告によれば、昨年3月から6月までの期間における、ロシア国際有価証券に占める米ドルの割合が、43.7%から21.9%にまで激減し、これに対しユーロが32%、人民元が14.7%に増加したとされています。
残りの14.7%は、イギリスポンドに6.3%、日本円が4.5%、カナダドルに2.3%、オーストラリアドルに1%など、ほかの通貨に換金されています。
ロシア大統領府は、アメリカの制裁や圧力行使により、ロシアは他国との金融決済に当たって米ドルの代わりにほかの通貨を使用し、国家経済の安全を図らざるを得なくなった、としています。
中国やイランなど、ほかの国も、国際貿易における米ドルの使用を減少する動きに出てきています。
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