1月 24, 2019 21:21 Asia/Tokyo
  • マルズィーエ・ハーシェミー氏
    マルズィーエ・ハーシェミー氏

最近釈放されたイランのプレスTVの女性アナ、マルズィーエ・ハーシェミー氏が、「アメリカでは、誰もが正当な被疑事実なしに逮捕・拘束される可能性がある」と語りました。

プレスTVによりますと、11日間にわたりアメリカ当局に拘束されていたハーシェミー・アナは、「アメリカでは、イスラム教徒であってもなくても、正当な被疑事実や理由なく逮捕、拘束される可能性がある」と述べています。

プレスTVのアメリカ人記者、マルズィーエ・ハーシェミー氏(アメリカ名メラニー・フランクリン)は、罪名なしに11日間逮捕された末、ワシントンの現地時間で23日水曜、釈放されました。

ハーシェミー・アナは今月13日、家族訪問のためにアメリカを訪れた際、正当な被疑事実を告知されないまま、アメリカ・セントルイス空港で逮捕され、そのまま同国の警察の抑留施設に移管されていました。

ハーシェミー・アナは逮捕直後、抑留施設の職員により手足を鎖で縛られ、イスラム教徒であるにもかかわらず、イスラム教徒の女性の被り物であるヘジャーブを強制的に脱がされ、またイスラムで許可されているハラール食品の摂取を禁じられていました。

アメリカでのハーシェミー氏の逮捕は、世界で大きな反響を呼びました。

ハーシェミー氏は、アメリカ・コロラド州で生まれ、大学でジャーナリズムを専攻しており、若年期にイランイスラム革命の創始者ホメイニー師の人物像に感化されてイスラムに入信し、イランに移住しました。

 

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