アメリカ情報機関が、イラン関連の米大統領の主張を否定
1月 30, 2019 18:19 Asia/Tokyo
アメリカにとっての脅威を分析した、同国情報機関の査定報告・年次国際脅威評価が、「イランは、自国の核開発において核爆弾の製造を追求していない」としました。
ファールス通信によりますと、アメリカ上院情報委員会の29日火曜の会合で発表されたこの年次報告では、イラン、北朝鮮、そしてテロ組織ISISの敗北に関するトランプ大統領の主張が否定されました。
この報告ではまた、「北朝鮮はおそらく、自国の核兵器庫の全てを引き渡すことはない。イランも現在、爆弾製造を目的とした核開発を追求していない」としています。
さらに、「テロ組織ISISはこれまで通り、イラクとシリアで数千人のメンバーの統率を担い、世界で数十の組織を有している」としました。
この報告とは裏腹に、トランプ大統領とアメリカの政府関係者は事あるごとに、イランが核爆弾の製造を追求していると主張してきました。
トランプ大統領は昨年12月、「アメリカはシリアでISISに勝利した」との主張を展開し、アメリカ軍のシリア撤退を発表しました。
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