ベネズエラ大統領が、早期議会選挙の実施に同意
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ベネズエラのマドゥロ大統領
ベネズエラのマドゥロ大統領が、同国での早期議会選挙の実施に同意しました。
マドゥロ大統領は、スプートニク通信のインタビューに対し、「議会選挙の早期実施は非常に好ましい。政治対話や国民の投票を通じた前向きな解決策の1つだ」と語りました。
さらに早期の国民議会選挙の実施に賛意を示し、これを支持するとしました。
現在、ベネズエラでは同国野党の指導者フアン・グアイド氏が暫定大統領就任を宣言し、現職のマドゥロ大統領の辞任を求めています。
しかし、マドゥロ大統領は大統領選の早期実施や自身の辞任を拒否しており、同意しているのは議会選挙の早期実施のみです。
こうした中、マドゥロ大統領は「最近のわが国の大統領選挙は法に基づいて実施されたものだった」と強調し、大統領選の再実施を否定しました。
また、「先の大統領選の実施からまだ1年もたっていない。私はこの選挙で68%の得票率で当選した。この選挙は合法的なもので、透明な選挙システムと国際監視団のもとで実施された」と語りました。
さらに、「アメリカのトランプ大統領がコロンビア政府やマフィアに対し、ベネズエラの合法大統領マドゥロの暗殺命令を出したと確信している。だが、この自分に何かが起これば、その責任はコロンビアのドゥケ大統領にあるということになるだろう」と述べました。
マドゥロ大統領はまた、「ベネズエラ国民は常にこの私を支持している」と強調し、「ベネズエラの国営石油会社に対するアメリカの制裁は、わが国とロシアの協力にとって脅威ではない」としました。
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